2023年度JFEJ連続講座(1/24-2/21) ネイチャーポジティブを目指して 気候危機時代のソリューションを探る

日本環境ジャーナリストの会では、今年も連続講座(ハイブリッド形式、全5回)を実施します。
 日本環境ジャーナリストの会(JFEJ)では、今年度も連続講座を実施します。オフラインでの開催は4年ぶりとなります。
世界は、気候変動と生物多様性の喪失という複合的な危機に直面しており、タイムリミットが迫る中で同時解決が求められています。
 本講座では、企業や市民、農林水産業の現場に詳しい識者の話や映像作品などを通じて、参加者とともにそのヒントを探っていきます。

環境ジャーナリストの会 オンライン連続講座

「ネイチャーポジティブを目指して 気候危機時代のソリューションを探る」全5回

※第1回~4回の講座は19:00-20:40(予定)、第5回の上映会は19:00-21:00です。

※第5回は、映画上映会&意見交換会で、オンラインはありませんのでご注意ください。18時半開場です。詳細は参加者に別途ご連絡いたします。

《お申込み方法》
第1回~第5回 一括申込

クリックするとイベントペイが開きます。

《参加費》
全5回一括払い 6,000円(1,500円OFF)
1,500円/各回 ※下記に続くそれぞれのリンクよりお申し込みください。
※第1回~4回はJFEJ会員は無料、第5回は一律1,500円
*申し込みをされたメールアドレス宛に、支払用URL(イベントペイ)が記載されています。そこから申し込みされる回、お支払い方法を選択。お支払い完了後、前日までにオンライン用のURL(当日アクセス用)または詳細情報が送られます。

《1回ごとに申し込みたい方へ》
各回の申し込みリンクはこちらです。
・第1回 「自然」への取り組みとして、企業に求められていること/宮本育昌氏

・第2回 気候変動と生物多様性に関する政策と科学の関係とその変遷/森田香菜子氏

・第3回 生物多様性と有機農業/小原壮太郎氏

・第4回 どうなる魚食大国 日本型水産資源管理の現状と課題/勝川俊雄氏

・第5回 特別上映&意見交換会 「Dance with the Issue 電力とわたしたちのダイアローグ」/田村祥宏監督

◆第1回 1月24日(水)19時~

「「自然」への取り組みとして、企業に求められていること」

講師:宮本育昌氏(株式会社JINENN・代表取締役社長)


宮内育昌氏

略歴:メーカー本社サステナビリティ部門での十数年の経験と、三十年以上の生物多様性関連NGOでの活動経験を活かし、2021年3月に独立。2023年1月に株式会社JINENNを設立し、代表取締役社長に就任。生物多様性保全・気候危機対策などの環境課題や関連する社会課題についての国際動向調査およびその対策に関するアドバイザリーを提供している。

進行:石井徹(朝日新聞、JFEJ副会長)

◆第2回 1月30日(火)19時~

「気候変動と生物多様性に関する政策と科学の関係とその変遷」

講師:森田香菜子氏(森林総合研究所 生物多様性・気候変動研究拠点 主任研究員)

森田香菜子氏

略歴:国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)非常勤リサーチフェロー、国立環境研究所客員研究員。国立環境研究所特別研究員、慶應義塾大学大学院特任講師などを経て現職。
2010年に東京工業大学大学院社会理工学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。専門は国際関係論、環境ガバナンス・ファイナンス。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第6次評価報告書の投資とファイナンス章の主執筆者に加えて、現在、生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES)社会変革アセスメントの主執筆者を務める。

進行:金哲洙(日本農業新聞、JFEJ副会長)

◆第3回 2月7日(水)19時~

「生物多様性と有機農業」

小原壮太郎氏

講師:小原壮太郎氏(全国有機農業推進協議会 理事兼事務局長)

略歴:小原 壮太郎(おばら そうたろう)
オーガニック&サスティナブルプロデューサーとして市民・団体・学校・企業・行政、あらゆるヒトや組織をつないで、社会がオーガニック&サステナブルな方向に向かう “ チカラ” や“ 絆” を生み出し続けている。
<主な役職>
一般社団法人the Organic 代表理事
日本オーガニック会議 執行部
環境省 森里川海アンバサダー
サステナブルコスメアワード 事務局長
日本グラミン アドバイザリーボード

進行:金哲洙(日本農業新聞、JFEJ副会長)

◆第4回 2月15日(木)19時~

「どうなる魚食大国 日本型水産資源管理の現状と課題」

講師:勝川俊雄氏(東京海洋大学 准教授)

勝川俊雄氏

略歴:勝川俊雄(かつかわ・としお)氏
1972年東京都生まれ。東京大大学院農学生命科学研究科博士課程修了。三重学生物資源学部准教授などを経て、2015年から現職。専門は水産資源学。資源管理の理論的研究の傍ら、日本漁業の再生に向けて、積極的に発言を続けている。著書に『魚が食べられなくなる日』、『漁業という日本の問題』などがある。

進行:佐藤淳(読売新聞、JFEJ理事)

第5回 2月21日(水)19時~

「特別上映&意見交換会 「Dance with the Issue 電力とわたしたちのダイアローグ」」

映画「Dance with the issue」公式サイト

気候危機の時代に日本の抱えるエネルギー問題を、本質に迫るキーパーソンたちへのインタビュー映像とコンテンポラリーダンスというアートを融合させて描く意欲作。観るものに、「自分はどうしたいか」を考えさせる話題の映画。

講師:田村祥宏監督(株式会社イグジットフィルム:代表取締役 / ディレクター、特定非営利活動法人ブラックスターレーベル:代表理事)

田村祥宏監督

略歴:映画的な演出と、個人としての作家性を大切にした、ハイレベルなヴィジュアルストーリーテリングを得意とする。企画 / 台本 / 撮影 / 編集、映像制作の全ての行程に精通し、映画制作、ブランディングや広告、コンテンツマーケティングを中心に、幅広い演出の作品を手掛けている。 また2023年から、社会課題に関する映画作品を制作/運用する映画レーベルをNPOとして立ち上げ、ロジックでは解けない解決困難な社会課題に対しオルタナティブな選択を提示すると共に、対話の場作りや課題解決に向けたWS、教育プログラムの開発/提供などを行っている。 国内外のアワードを多数受賞。

進行:松木喬(JFEJ会長・日刊工業新聞)、堅達京子(JFEJ副会長・NHKエンタープライズ)

■お問い合わせ先
日本環境ジャーナリストの会(JFEJ)事務局
メール jfej@gef.or.jp 電話 03-5825-9735
※テレワーク実施中ですので、お問い合わせはメールにてお願いいたします。